「Mastercard」から送られてきたカードの重要確認のご案内メールは
「フィッシング詐欺」です。
メールに記載のURLをクリックされないようご注意ください。
詐欺メールだという根拠と、送られてきたメールの内容をご紹介します。
詐欺メールと思った根拠
詐欺メールと思った根拠を2つ挙げます。
ホームページのドメイン
こちらは「マスターカード」を検索して1位表示されている正規のサイトです。
ホームページのドメインには「mastercard.co.jp」が使われています。
一方、送られてきたメールの文面には「mastercardログイン」が求められていますが、表記は「https://976332.com」というアドレスで、「mastercard.co.jp」が使われていません。
メールアドレスのドメイン
メールの文頭に宛名がないのも違和感がありますが、送信元をタップするとアドレスが「noreply@noreply709-mastercard.co.jp」となっています。
一見、mastarcard.co.jpがメールアドレスに入っているため本物かと思ってしまいそうですが、念のためこのメールアドレスで検索すると以下の画面が表示されます。
mastercardマスターカード公式サイトによると「Mastercardのブランドのついたカードをお持ちのお客様に対し、Mastercardや、カード会社及び金融機関から、口座や個人情報をたずねるメールを送ることは一切ありません 」と明記されています。
クリックせず公式サイトから確認しよう
「アカウントの利用制限」をしますというメールが来たら、つい信用してクリックしてしまいそうになりますよね。
でも、まずはいったんメールを閉じてブラウザから検索をして公式サイトへアクセスしましょう。
こちらに表示されているのが公式です。
詐欺メール内容
注意喚起のため、届いたメールを全文記載します。(リンクは外してあります)
【Mastercard 】利用いただき、ありがとうございます。 このたび、ご本人様のご利用かどうかを確認させていただきたいお取引がありましたので、誠に勝手ながら、カードのご利用を一部制限させていただき、ご連絡させていただきました。 つきましては、以下へアクセスの上、カードのご利用確認にご協力をお願い致します。 お客様にはご迷惑、ご心配をお掛けし、誠に申し訳ございません。 何卒ご理解いただきたくお願い申しあげます。 ご回答をいただけない場合、カードのご利用制限が継続されることもございますので、予めご了承下さい。 ■ご利用確認はこちら ご不便とご心配をおかけしまして誠に申し訳ございませんが、 何とぞご理解賜りたくお願い申しあげます。 ────────────────────────────────── ■発行者■ Mastercard 東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー16階 ────────────────────────────────── すべてのユーザーは、このWebサイトの顧客のプライバシー利用規約を承認および同意したものと見なされます。 ©1994-2024 Mastercard. Mastercardは、機会均等雇用主として企業活動を行っています。 |
まとめ
カード会社からのメールが来ると焦ってしまいがちですが、心当たりのないメール・宛名のないメールが届いた時は、メール画面を閉じてから検索して公式ホームページで確認するようにしましょう。
メール文面から直接クリックしないようにしてくださいね。
※追記
マスターカードコールセンターより詐欺の電話もあるようです。
不審に思ったらいったん電話を切って、マスターカード公式サイトを検索してご確認ください。
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